周りが騒がしくないのは良いけれど…

高級住宅が建設されるエリアは、閑静な住宅街といった静かな環境がほとんどです。騒音等はなく確かに良いのですが、不便なことも。周りにお店が少なく、気軽に買い物に行けないのは高級住宅ならではのデメリットです。スーパーはおろかコンビニも近くになく、不便に感じている人がたくさんいます。ちょっとした買い物でも車で出かけなければならず、いちいち億劫です。 ご近所のつながりが薄いのも、デメリットの1つ。大きな家が多く塀も高いため、顔を合わせることも珍しいというケースもあります。さらに物理的な距離が遠いだけではなく、心の距離も遠いと感じることが多いです。近所の人を集めてよくバーベキューをする、という人も中にはいます。しかし、素性を隠していたり、あまり知られたくないと考える人も多く、付き合い自体も多いとは言えません。

住みだした後も何かとお金がかかる!

高級住宅は、広いです。普通に掃除をするだけでも大変なので、専門の会社に頼んだり、お手伝いさんを雇う人もいます。エアコンや床暖房などを使って広いリビングの温度調節をするのにも、お金はかかります。家が広くなればその分、維持費がかかるのは覚悟しておかなければいけないデメリットです。 お金持ちには、お金持ちならではの見栄や虚栄が存在します。見栄のためにお金を使うことも、珍しくはありません。例えば車一つとっても、軽自動車一台なんて家はまずなく、周りは高級車のオンパレード。近所で同じメーカーの車に乗っていようものなら、露骨に比較対象になります。住宅は少しでも年数が経ってくると新築に比べてみすぼらしく感じてしまいがちですし、改装するお金も馬鹿になりません。